前回の記事では、私が「周りの目を気にしていたこと」について書きました。
何をするにも、「嫌われたらどうしよう」という不安が付いて回りオドオド。
当時の私は、自分の意見を言うのがとても苦手でした。
社会に出て、このままではいけないと思い知り…
少しずつ考えを伝えるよう試行錯誤。
今では、自分の考えを伝えるだけではなく
「私はこう思うけど、あなたはどう?」と聞くのが楽しくなりました!
我ながらすごい変化だと思います(笑)
おかげでだいぶ生きやすくなったので、今日はその話を書いてみようと思います。
なぜ私は意見を言えなかったのか
意見を求められた際の私の脳内はプチパニックでした。
「何か言わなくっちゃ!」「でも、なんて言えば正解?!」「やばい、何にも思い浮かばない!」
頭をフル回転させてこんなことばかりを考えていました。
肝心の意見は何も出ず。
家に帰っては一人反省会です。
落ち着いてから考えると「あの時こう言えば良かったのに」と思うのですが…
それを伝えることが難しかったのです。
というのも、考えが思いついた途端に
「的外れだったらどうしよう」「否定されたらどうしよう」「嫌われたらどうしよう」
と、大量の不安が押し寄せてくるからです。
そんなことを考えているうちに、どんどん言えなくなっていました。
ひどい時はノドの奥がギュッとなって、涙が出そうになることもありました。
自分の意見を言わないことで自分を守っていたのだと思います。
少しずつ意見を言う練習をしてみた
自分が傷つかないようにするためとはいえ、
社会人になったらそのままでいるわけにもいかないですよね。
毎日何かしらの意見は求められる。
そのたびに何も言えない私。
一人反省会の日々。
「なんで何にも言えないんだ」「こんな私じゃダメ」と、
どんどん自己肯定感が下がっていました。
真剣な話さえも誤魔化す自分が恥ずかしい。
どうにか変わりたいと、少しずつ練習を始めました。
①言えそうなことを見つける
まずは「これなら言えそう」という小さなことから頑張って言うことにしました。
特に友人とのLINEのやり取りがやりやすかったです◎
リラックスした内容で、自由に考える時間もとれますから。
頭であれこれ考えてしまうので、テンポの速い会話はそもそも苦手なんですよね。
伝える練習のつもりで、会う予定を立てるときは
「私は〇〇が気になってる」「このお店、□□でいいと思う」
というように、一言添えるよう意識しました。
私が友人を引っ張るのはいまだに無理ですが(向き不向きがありますからね(笑))
一緒に考えていけるようにはなりました!
②自分から相手の意見を聞きに行く
相手から意見を聞かれるとパニックになりますが、
自分から相手に聞きに行くのは大丈夫なことに気付きました。
自分のタイミングなので心の準備も出来ますし、
もともと話すよりも聞く方が苦にならないタイプ。
仕事で行き詰った時に
「私は○○と思って□□したんですけど、どう思いますか?」と聞くようにしました。
相手から意見を求められると、
「期待された答えを探さなくっちゃ!」とプレッシャーに感じていたんですが
自分から(勝手に)意見を言う分にはそのプレッシャーを感じませんでした。
求められるとカツアゲされているような気分だったんですかね(笑)
③モヤモヤを紙に書きだす
これは直接人に伝える練習ではないですが、自分の感情を見つけるのに役立ちます。
始めたきっかけは、
色々試行錯誤しているうちに、
「そもそも私は自分が何を感じているのか分かってないんじゃないか?」
と思うようになったからです。
嬉しいのか、嫌なのか、本当はどうしたいのか。
そこが曖昧なままでは、人に伝えることも難しい気がしました。
そこで、
「なんか今日はご機嫌だな」
「何があったわけではないけど物悲しいな」
「スッキリしない気分だな」
そんな日は、感じていることを全て紙に書きだすことに。
「なんでこう感じたんだろう?」と何回も自分に聞いているうちに、
「あ、私ってこういうことが嫌なんだ」「逆にこういうことは嬉しいんだ」
と少しずつ見えてきました。
自分が何を感じているか、ちゃんと分かるようになることで
人に伝えたいことが少しずつ見つかりました。
実際に起きたこと
そんなことを続けているうちに、少しずつ変化が出てきました。
①思ったよりも嫌われないことを知った
意見を言うようになって一番驚いたのは、思ったより嫌われなかったことです。
もっとガッカリさせたり、言い合いになったりすると思っていましたが
むしろ、会話が深くなり信頼関係が築けているように思います。
ちゃんとお互い腹を割って話すことでスッキリもするし、誤解も解消できる。
相手の考え方もわかって納得する。
「相手が何を考えているか分かる」って相互理解のために大切ですね。
私の場合、その変化を強く感じた出来事がありました。
本音を伝えなければならない場面です。
私はネガティブな妄想をしやすいタイプなので、
頭の中では
「言い合いになるかもしれない」「怒られるかもしれない」
と最悪の展開ばかり想像していました。
当日は「今日は決戦の日だ…」くらいの気持ち(笑)
でも実際に話してみると、終始穏やかで拍子抜けしました。
その時に実感したんです。
「あれ、自分の中で勝手に恐怖を作り上げていただけだったんだな」と。
もちろん相手や状況にもよりますが、
私の場合は、頭の中で何日も悩むより、早めに話してしまった方がずっと楽でした。
極論、ちゃっちゃと話すのが1番良いと思います。(笑)
②意見を言えるようになっただけじゃなかった!
「自分の意見くらい言えないとマズイ」、
と努力し始めたわけですが思わぬ副産物が。
なんと!
「あなたはどう思う?」と相手の意見を聞くことが楽しくなりました。
以前は黙って相手の意見を聞く・従う状態でしたが、
今になって思えば一方通行な感じがしますよね。
私自身、相手が何も言わないと
「本当に納得してるのかな?」「何か言いたいことがあるんじゃないかな?」
と気になることがあります。
だからきっと、
昔の私に対しても同じように感じていた人がいたのかもしれません。
今では「私はこう思うけど、あなたはどう?」と
意見交換がしたいと思うようになりました。
お互いの意見を言うのは、ケンカするためじゃなくて、
一緒により良い答えを探すためなんだと思います。
そう考えられるようになってから、人との会話がずいぶん楽になりました。
本音を伝えることは、人との距離を縮めるのかもしれない
今でも人からどう思われているのかは気になりますし、
本音を言うのが怖い時もあります。
それでも以前より、人との距離は近くなった気がしています。
それは意見を言えるようになったからというより、
本音を少しずつ見せられるようになったからかもしれません。
もちろん、誰にでも何でも話せばいいとは思っていません。
でも信頼している人には、
良いところだけではなく、迷っていることや弱い部分も含めて話せる方が楽です。
そして相手の本音も聞けるようになります。
以前の私は「嫌われないこと」を優先していました。
今は少しだけ「分かり合うこと」を大事にできるようになった気がします。
これも私なりの研究結果のひとつです。
もちろん今も研究中ですが!(笑)
次はどんな発見があるのか、自分でも楽しみです。
🐾今回の研究結果
・自分の感情を知ることが第一歩
・思ったより嫌われない
・本音を伝えた方が人との距離は近くなる

